時間をさかのぼること、およそ3週間前の7月17日。北上市のブランドサイト「きたかみリズム」の「20代の肖像」という企画で取材に訪れたとき、とうもろこし畑は……。(「20代の肖像」の記事はこちら!)
雨の日と低温が続いたせいで、とうもろこしは順調に生育せず、まだ大人の膝ほどの高さ。従って、大人の背丈ぐらいになることを見越して、7月下旬から開催を予定していたという「とうもろこし畑迷路」も……。
今回、「20代の肖像」で取材させていただいた「農業生産法人クレアクロップス株式会社」(馬場農園)の千葉悠太さんは、スタッフみんなで考え、今年初めて挑む「とうもろこし畑迷路」の行く末をとても心配しておりました……。
というわけで、「とうもろこし畑迷路」のその後が気になっていた私は、8月11日(火)午前9時に「クレアクロップス」(馬場農園)さんへ!
出迎えてくれたのは、「クレアクロップス」の代表を務める馬場一輝さんと元気なお子さんたち! 暑いなか、ありがとうございます<(_ _)>
さて、気になる「とうもろこし畑迷路」ですが、ご安心を!
大人の膝ほどの高さしかなかったとうもろこしは、あれからすくすく成長。今ではお子さんたちの背丈を余裕で追い越し、エリアによっては大人の背丈も超えるほどに!
となれば、さっそく「とうもろこし畑迷路」に挑戦! メンバーは私の他、頼もしい助っ人も2人参戦!
さらに、動物のイラストが描かれたビンゴカードも手渡されて、いざ出発!
ちなみに、こちらがビンゴカード。迷路のなかにはたくさんの動物が潜んでおり、それを見つけたらカードにチェック。縦横斜めで1列揃うと、うれしいプレゼントがゲットできるとのこと! 俄然、やる気が出てきました!
喜び勇んで迷路を進むと、「ほら、クマだよ」とお子さんたち。
びっくりして、そちらに目を向けると「とうもろこし畑迷路」の横に突然現れた空間は、とうもろこしがなぎ倒されており、ミステリーサークルのよう……。
「マジかよ。クマもいるの?」と恐る恐る尋ねてみれば、「大丈夫、昼間はいないよ」とお子さんたちは涼しい顔しながら、ずんずん進んでいきます。
(たのもしい~!)
その後は、クマと出会ったときの対処方法をお兄ちゃんにレクチャーしてもらいながら、迷路を前進。しかし、お子さんたちはあくまでも私の話し相手をしてくれるだけで、分かれ道にやってくると、どっちに進むかを決めるのは、もちろん私。
(右に進むか、左に進むか……)
と悩む私。
「運命の分かれ道だね。人生のようだ……」とつぶやくと、「大人はみんな、そう言うよ」と弟くんがぽつりひと言。
(そうか、みんな、「とうもろこし畑迷路」に人生を重ねているのか……)
と、しみじみする私……。
ときには突き当りで道を逆戻りし、「あれ、この道さっき通ったっけ?」と急に不安になり、右往左往しながら進んでいくと……
ご褒美に遭遇! ビンゴ!
またまた、ビンゴ!
やる気にさらに火がつき、テンションもアップ!
道の先が突き当りでも、回り道をしても、クモの巣に道をさえぎられても、それらを乗り越えたその先にはご褒美が隠れており、気がつけば「とうもろこし畑迷路」を楽しんでいる自分が……。
広さおよそ1ヘクタール(サッカーコート1.5個分)の「とうもろこし畑迷路」は、制限時間30分とのことでしたが、私は制限時間内で見事ゴール!
迷路に潜んでいる9種類の動物のうち、8種類の動物と出会えた幸運に感謝!
これも回り道も含めて迷路を楽しむことができたご褒美でしょうか(〃艸〃)ムフッ そう、それは、まるで人生のよう。一見、遠回りにも見える回り道が、人生に豊かさと彩りを添えてくれるということでしょう。
(助っ人2人のさりげない助言にも感謝!)
というわけで、「20代の肖像」という企画で、「クレアクロップス」の千葉悠太さんを取材したことがきっかけで訪れた「とうもろこし畑迷路」は、こちらの心配をよそに「楽しい迷路」となっている様子!
先週末にはテレビ番組でも紹介され、北上市内だけでなく、宮古市や紫波町から訪れる家族連れもいたそう。コロナ対策として、完全予約制で「3密」にならないように配慮しての開催というのも、安心です。
こちらの「とうもろこし畑迷路」は、8月20日(木)までとのこと。
興味のある方は、こちらをチェック!
◇千葉悠太さんが登場する「20代の肖像」の記事は、こちら!
◇「クレアクロップス」さんは本サイトの「仕事人図鑑」のコーナーでも紹介! 記事は、こちら!
(了)
【完全予約制】とうもろこし畑迷路
日程/2020年8月1日(土)~8月20日(木)
会場/農業生産法人クレアクロップス株式会社(馬場農園)のとうもろこし畑
参加費/大人(中学生以上)500円、小人250円 ※未就学児は無料
●お申し込み・お問い合わせは、こちら!
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