イチョウの木も鮮やか。あと虹も! 晩秋を迎えた更木地区に、何か良いことが起きる予感!

晩秋を迎えた北上市に、新たな名所誕生!?

 11月10日の北上市。そぼふる雨のなか、マチナカから15分ほど北東へクルマを走らせると、のどかな田園風景がひろがるなかに、突如大きなイチョウの木が出現。

 ずっと降っていた雨もいつしかあがり、重く垂れこめていた雲の切れ間から太陽が顔を出すと、その日射しを受けて鮮やかな黄色がひと際輝いていました。

 しかも、右手には雨上がりの虹も……。何か良いことが起こりそうな予感(*´艸`*)

 ちなみに、この日は古来より伝わる養蚕業の技術と文化を継承し、未来につないでいこうと取り組んでいる「更木ふるさと興社」さんに、「繭切機」(まゆきりき)なる最新の機械が導入されたと知り訪問したのでした。

 「更木ふるさと興社」さんでは、蚕の餌となる桑の葉を使用した「くわ茶」や「桑麵」などを特産物として開発・販売。また、地域としても2020年に内閣官房より養蚕業を活用した取り組みが地方創生の特徴的な事例として表彰されました。

(2019年に開催された養蚕体験のイベントの様子はこちら! ▶▶▶▶ 養蚕体験イベント

 さらに2021年には岩手大学発のベンチャー企業が発見した新物質「ナトリード」(養蚕技術を活用して得られた「カイコ冬虫夏草(とうちゅうかそう)」から発見)が認知症への新たなアプローチになると判明。その成分の原料となる蚕の蛹を全量買い取りする民間業者も現れるなど、改めて更木地区の養蚕業に注目が集まっています

 今回導入された「繭切機」は、蚕の蛹を健康食品や医薬品などに使用する際に、それまで手作業でやっていた繭から蛹を取り出す作業を効率化するマシーンとして活躍が期待されています。

 それがこちら!

 上の写真の右手に繭をセットすると……

レールが動き出し、

繭の上半分を自動でカットしてくれます。

 それまでの手作業と比べると、大幅な作業の効率化とスピードアップを実現! 繭と言えば、生糸にするか、繭細工にするかで、その中にいるほとんどの蛹は廃棄されるだけだったそうですが、蛹の活用がひろがると、養蚕業の可能性も大きくひろがります。

「将来が楽しみ!」と思いながら「更木ふるさと興社」さんのビニールハウスを出ると、そのビニールハウスを包み込むように大きな虹が……。

 急いで写真を撮ると、「おすすめの撮影スポットがありますよ」と案内していただいたのが、ご近所にある……。そこで出会ったのが、このイチョウの木だったのでした。ご案内いただき、ありがとうございます<(_ _)>

 ひらけた田園風景のなかに屹立しているためよく目立ち、しかも道路沿いにあるため、その美しさに思わずクルマを止め、スマホで写真を撮る方も多いそう。北上市内からクルマで15分ほどのところにあり、新しい名所になる予感(*´艸`*)

 「何か良いことが起こりそうな予感」に背中を押されて、この道をまっすぐ進み山を越えるとあるという、桑の木が植えられた「桑園」(そうえん)へ。

 のどかな田園風景がひろがる平地からひと山越えると、紅葉に染まる大自然が一気に迫ってきます。

 桑園は、そんな山間にありました。桑の葉は霜が降りると収穫できないそうで、更木地区の養蚕も今はオフシーズン。夏に比べると桑の葉も少なくなっていますが、来シーズンはまた青々とした桑の葉が見られることでしょう。

 桑園見物を終えて戻ると、更木地区は雨上がりの雲の隙間からうっすらと青空が……。

 少しずつ夕陽に染まる更木地区です。

 そんな更木地区では、農山漁村の活性化と自立および維持発展に向けて積極的に取り組む団体を応援する農林水産省の「農山漁村振興交付金」を活用し、地域活性化に取り組もうと「更木活性化協議会」を立ち上げ活動中です。

 活動にあたっては金融庁の有志でつくる地域課題解決支援チームをはじめ、岩手県内外の大学・金融機関・一般企業、北上市など、さまざまな分野のスペシャリストたちと連携。地域外の視点やアイデアを積極的に取り入れ、地域産業である「養蚕」をベースに更木地区が抱えるさまざまな地域課題を解決していこうとチャレンジを続けています。

 何か良いことが起こる予感……。未来が楽しみになる、晩秋の更木地区の雑感でした<(_ _)>

◇ ご興味のある方は、こちら! ▶▶▶▶ 更木活性化協議会facebook「更木イノベーション」

◇職種や肩書、年齢の垣根を越えて、県内外からおよそ20名が集まった「更木活性化協議会」主催の「養蚕体験ツアー」の様子はこちら! ▶▶▶▶ 養蚕体験ツアー

(了)

2021-11-15|
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