7月13日(月)、小雨降るなか私が向かったのは、北上市黒岩地区にある地域住民の憩いの場「親水公園 お滝さん」。
同公園は2006年に地域住民の手で約半世紀ぶりに復元された水車小屋が名物で、今の時期は園内に植えられたおよそ150本の紫陽花が競うように色とりどりの花を咲かせ、訪れるヒトの目を楽しませてくれます。
いつもであれば今の時期は園内で「水車まつり」というイベントが開催されている頃ですが、今年は残念ながらコロナのため中止に。
そうした影響もあってか、昨年のちょうど今頃、「きたかみ仕事人図鑑」でご紹介した「親水公園 お滝さん」の紫陽花の記事に、ここ2週間でアクセスが急増!
(みなさん、「お滝さん」の紫陽花の花を楽しみにしていたんだな……)
と気づいた私は、みなさんに2020年のお滝さんの紫陽花の風景をご堪能いただくべく、雨の降る平日の昼下がり、仕事の合い間をぬって「親水公園 お滝さん」へ。
どんな様子か、ワクワクしながら、いざ「お滝さん」に訪れてみると、高台から眺める紫陽花の花たちは、U字型に流れる小川を囲むように植栽されており、
「これ、♡のカタチに見えるじゃん!」
と、ひとりテンションあがる私(*´艸`*)
念のため、この原稿を書いている途中に、隣のオフィスで仕事している小原照記氏にも「これ、♡のカタチに見えますよね?」とご確認いただくと、「あ、ホントだ!」とコメントいただき、心強い援軍を得た気分(*´艸`*)!
「恋人と訪れると願い事が叶いそうだから、行ってみますか?」と会話もヒト盛りあがりしたのですが、実際には2人とも彼女がいないということで、その会話も尻すぼみに😢
それはさておき、さっそく園内に足を踏み入れると、そこにヒトの姿はなく、雨降る「お滝さん」は、それはそれでドラマチックというか、フォトジェニックというか……。
雨に霞む深緑と、そこに鮮やかに浮かびあがる色とりどりの紫陽花たちの、なんと美しいことか……。
美しい紫陽花の花たちを眺めながら、のんびり散策していると、私と同じように雨に濡れる紫陽花を見に来た仲間の姿が……。
(これは、ハグロトンボかな?)
長い羽根をひらめかせながら飛ぶ姿は、とても優雅でした。
さらに葉っぱの陰をじっくり見てみると、ここにも私と同じように雨に濡れる紫陽花を見に来たかわいい仲間の姿が……。
昨年の「紫陽花と乙女。」という記事にもご登場いただきましたが、小さなかわいいカエルたちは私がスマホを手に近づいてもジッと動かず、さながら哲学者のよう……。
(沈思黙考している最中にお邪魔し、失礼しました<(_ _)> )
心の中でそうつぶやいて、すごすご引きさがる私……。
色とりどりの紫陽花の花をじっくり堪能した私は眼福に感謝しつつ、「親水公園 お滝さん」を後にしようと思ってふと見れば、こんなポスターが!
◇黒岩鬼剣舞 お滝さんあじさい公演
2020年7月19日(日)14:00~
場所/親水公園 お滝さん(水車小屋前ひろば)
悪霊退散・衆生済度(しゅじょうさいど=この世で苦しみ悩んでいる生きとし生けるすべてのものたちを苦しみから救い出して、悟りの世界へ導くこと)の念仏踊りとして伝えられたのが始まりとされる「鬼剣舞」。
疫病退散と、豪雨被害の被災地の一日も早い復旧を祈って……。
来年こそはたくさんの方が「親水公園 お滝さん」の紫陽花の花を、実際にその目で楽しめますように! そう願いつつ、同公園を後にした私でした<(_ _)>
◇「黒岩鬼剣舞 お滝さんあじさい公演」の様子は、こちら!
(了)
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