♡の紫陽花の前で華麗に舞う。 「お滝さん」と鬼剣舞に祈りを込めて……。

 7月19日(日)、北上市は前日までの雨空が嘘のような、久しぶりの晴天!

 となると気になるのが、黒岩地区にある「親水公園 お滝さん」。

 この日は14時から、園内に植えられたおよそ150本の紫陽花に囲まれながら、「黒岩鬼剣舞 お滝さんあじさい公演」が開催されます。

 時間をさかのぼること1週間ほど前の雨の中、同公園の紫陽花を見に行き、♡型の紫陽花に感動してしまった私としては、♡型の紫陽花と鬼剣舞の華麗なる舞いがどのような美しさを奏でるのか、興味津々……。(前回の記事は、こちら!

 ぜひ、自分の目で見てみようと、「親水公園 お滝さん」へ。

 北上川の雄大な流れを間近に感じながら、同公園を訪れてみると、日差しの影響で木陰になってはいますが、およそ150本植えられているという紫陽花は、やっぱり♡のカタチ(*´艸`*)

 公演開始の30分ほど前に到着した私は、しばし園内を散策することに。

 雨の日の紫陽花もキレイですが、晴れの日の紫陽花も美しいの、ひと言。

 園内には家族連れの姿も多く、小さなお子さんを含め、みなさん鬼剣舞の公演を楽しみにしている様子!

 もちろん、楽しみにしているのは、人間ばかりではありません。

 あちこちに、かわいらしい小さな観客の姿が……。

 園内をのんびり散策していると、あっという間に「黒岩鬼剣舞 お滝さんあじさい公演」が開幕!

 悪霊退散・衆生済度(しゅじょうさいど=この世で苦しみ悩んでいる生きとし生けるすべてのものたちを苦しみから救い出して、悟りの世界へ導くこと)の念仏踊りとして伝えられたのが始まりとされる「鬼剣舞」。

 「鬼剣舞」で使用されるお面は一般的に「鬼面」と言われ、4つの色が特徴。その色は、陰陽五行説の四季(春夏秋冬)と方位(東西南北)を表すとともに、悪霊を退散させ人々を救済する「仏さま」を象徴しているそう。

 つまり「鬼剣舞」は、「仏さま」が悪霊を退散させるため憤怒の形相で東西南北をにらみつけ、四季を通じて天下泰平と五穀豊穣を念じて勇壮に舞う踊り。

 従って、「鬼剣舞」を舞う者は「仏さま」の化身であり、そのお面にも角がありません。

 怖そうな見た目とは裏腹に、角のない鬼の姿は「仏さま」の化身だとわかると、色とりどりの紫陽花に囲まれて踊る姿もどこか愛らしく、ぐっと身近な存在として感じられてくるから不思議。

 コロナ禍のなかで舞う「鬼剣舞」。疫病退散と、豪雨被害の被災地の一日も早い復旧を祈って……。

 晴天に恵まれた黒岩鬼剣舞 お滝さんあじさい公演」は、30分ほどで無事終了。華麗なる舞もたっぷり堪能させていただきました! 公演に参加されたみなさま、お疲れさまでした<(_ _)>

 来年こそは……。

(了)

2020-07-20|
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA