若手社員の成長を応援するセミナー開催!
テーマは「コミュニケーション」の強化!
企業の垣根を超えて、ともに成長へ。
11月9日(木)、北上雇用対策協議会が主催する人材育成セミナー「若手社員コース」が開催されました。
北上雇用対策協議会では、北上地域の企業で働くみなさん一人ひとりの成長を応援し、社員の成長を組織の成長につなげるお手伝いをするため、階層別に人材育成セミナーを開催。春には新入社員を対象とした「社会人の軸をつくる全力セミナー」を行い、23社53名の新入社員の方が参加されました。
今回はそれに続く2回目のセミナーで、入社3~5年目の若手社員を対象に「コミュニケーション」の強化をテーマに開催されました。
「コミュニケーション」については、北上地域の36の企業・団体で働く若手社員が登場し、仕事のやりがいや地元で働く魅力などをざっくばらんに語るラジオ番組「北上地区で働くということ」でも、多くの若手社員が実際に仕事をするなかで「コミュニケーションが大切」だと語っていました。
(ラジオ音源が聴ける!⇨ 北上雇用対策協議会公式YouTubeチャンネル)
そんな背景も踏まえ、今回はメンバーや上司など周りとコミュニケーションを円滑にすることで信頼関係を築きながら業務をスムースに進め、成果につなげていく方策を、専門家の講義 → グループ演習 → 成果発表という流れで実践的に学びました。
11社・16名が参加。4人ずつ4つのグループに分かれて実施!
保健・子育て支援複合施設hoKko を会場に行われたセミナーは、午前と午後の2部構成で実施。午前に行われた「第1章:コミュニケーションの基本」では、コミュニケーションに関して「困っていること」や「問題に感じていること」をみんなで出し合うところからスタート。それを基に、コミュニケーションの基本をわかりやすくひも解き、組織での基本的なコミュニケーション方法とされる「報・連・相」(ほうれんそう:報告・連絡・相談の略)の効果的なやり方を、より具体的に演習を通して学びました。
続いて、午後に行われた「第2章:信頼関係を構築するためのコミュニケーション」では、コミュニケーションスキルの基本でもある「聴く」「質問する」「伝える」という3つをさらに噛み砕きレクチャー。そのスキルを高めることで周りとの信頼関係を築き、成果につなげる方法を、学習したスキルも活用しながら演習を通して学びました。
若手社員目線で「心理的安全性」の高い職場づくりにも貢献!
近年、世界のビジネスシーンで「心理的安全性」という考え方が注目されています。「心理的安全性」とは、職場で自分の意見や疑問などを率直に伝えても非難されたり拒絶されたりすることなく、誰とでも自由に安心して言い合える環境を大切にすることで、「心理的安全性が高まると、チームのパフォーマンスが向上する」とも言われています。
今回のセミナーでは、若手社員の目線で「心理的安全性」の高い職場づくりに貢献しようと取り組んでいる点が特徴です。グループ演習では「心理的安全性」を高め、社員がより積極的に「聴きたい」「質問したい」「伝えたい」と思える職場づくりにつなげようと、「話し手」としてだけでなく、「聞き手」の立場にもそれぞれが立って「聴く」「質問する」「伝える」のスキルの向上に努めていました。
お昼の1時間休憩をはさみ、10時から16時までの長丁場となりましたが、参加されたみなさんも他社さんとの交流や体験を通してさまざまなスキルを学び、改めて「コミュニケ―ション」の大切さを実感されていました。
また同世代の仲間と一緒ということで、グループ演習もなごやかな雰囲気で行われていたのも印象的でした。この学びが、きっと今後の仕事にも……。
参加されたみなさま、1日お疲れさまでした!
(了)
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