半数が女性! 北上市・西和賀町で創業をめざす12名が参加。
創業したい! 創業したいけど何をはじめたらいいか悩んでいる……。そんな方を対象に、北上市で毎年2回開催される「創業支援塾」の第1期が6月12日(土)からスタートしました。
コロナ対策のため人数を制限して行われた今回ですが、定員を上回る応募があったそう。コロナ禍の大変な時期ですが、それでも創業をめざす方が多くいらっしゃることにびっくり!
しかも参加した受講者さんは、20代から50代までの12名と年代も幅広く、さらにその半数が女性。ふだん青森県で活動されている講師の先生も、女性の多さにびっくりされていました。「女性活躍」が叫ばれる昨今ですが、北上市では創業の分野でもその動きが活発のようです。
さまざまなジャンルで創業をめざす受講者たち。その内容は?
さて、全5回にわたって開催される「創業支援塾」の第1回目は、講師の先生の自己紹介にはじまり、創業を取り巻く環境、創業に向けてやるべきこと、今後のスケジュールなどとともに、受講者のみなさんの自己紹介も行われました。
ちなみに、その自己紹介では受講者さんたちがどんなビジネスで創業をめざすのかも語られ、幅広いジャンルの方が集まっているんだなあ、と実感。
【今回参加された受講者さんたちが創業をめざすビジネス】
●人材紹介
●Web・動画制作による集客
●製菓販売
●サービス業(結婚して北上市へ。妊娠出産を経て新たにチャレンジ)
●福祉(発達障がい者の方向けのサービス)
●製造業(個人でオンラインを活用して販売)
●福祉(面白い福祉サービス)
●修理業(ご夫婦で参加。独立する旦那さんと、それをサポートする奥様)
●空き家管理
●広告業(企業の情報発信をお手伝い)
●訪問介護(ボランティアからビジネスへ。横のつながりを求めて)
創業しても3年後にはその半数が……。しかし、支援塾を受けると?
このうち、どれほどの方が実際に創業されるのか……。
長年、創業をめざす方を支援する取り組みを行っている講師の先生曰く、こうした支援塾に参加した方で実際に創業につながるのは3~4割程度だそう。今回でいえば「12名中4名ぐらいでは」とのこと……。
創業に向けて学ぶべきこと、やっておくべきことは多く大変で、途中で挫折してしまうヒト、あきらめてしまうヒトも多いのだとか……。
それを聞いて若干テンションが下がる筆者でしたが、しかし創業しても半数以上の事業者さんが3~4年で廃業するなかで「創業支援塾」をきちんとやり遂げて創業した方は、廃業のリスクが下がるというデータも出ているそう。
それを聞いて再びテンションが上がる筆者は、そんなので大丈夫かと自分で自分が心配に……。
2時間半におよぶ第1回目の講義は、さらに自己分析(創業の動機・自身の強みと弱みの確認など)、構想の整理(創業計画書の作り方の説明・詳細は次回に!)など実作業も進めながら、終了。
いよいよ次回から本格的な作業がはじまりますが、今回印象的だったのが講師の先生の言葉。
どんなに大変でも、「やれるヒトはやれる」
創業に対する本気度を問われているなあ、と感じて改めて気を引き締める筆者でありました<(_ _)>
(了)
受講料無料
北上市・西和賀町 特定創業支援事業
令和3年度 創業支援塾(全5回)
開催日時/【第1期】2021年6月12日(土)~7月10日(土)の毎週土曜日 9:30~12:00
【第2期】2021年10月30日(土)~11月27日(土)の毎週土曜日 9:30~12:00
講師/齋藤 拓也氏(あおもりビジネス交流センター インキュベーションマネージャー)
会場/北上市産業支援センター(北上オフィスプラザ内:北上市相去町山田2-18)
対象/北上市または西和賀町にて創業したい方、創業間もない方
お問い合わせ/北上市産業支援センター(Tel:0197-71-2181)
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