ヒトのいない大自然のなかで、ラジオの番組収録を決行!
アウトドアの本格シーズンがはじまっていますが、新型コロナウイルスの影響で……。
世の中の動きを見ると、5月25日に緊急事態宣言が全面解除となり、岩手県では県をまたいでの移動の自粛要請も6月1日から首都圏や北海道への移動は慎重な対応を促しつつ解除となりました。
が、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」が6月2日に発動されるなど、まだまだ気の抜けない状態が続いています。
そうしたなかでも厚生労働省が出した「新しい生活様式」の実践例を見ると、「3密」を回避しつつ、「遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ」という記載もあり、ずっとステイホームや自粛が続いてストレスを感じ、大自然を満喫したいという想いが高まっている方も多いことでしょう。
というわけで、今回はコロナに負けずに奮闘している北上市のアウトドア事業者さんたちが登場!
ゴールデンウィークをはさんでの4~5月と緊急事態宣言が続いたなかで、どのような取り組みをされていたのか。
さらに、緊急事態宣言が解除された今、感染拡大を防止しながら日々の暮らしを営む「with コロナ時代」のアウトドアについて、ざっくばらんに語っていただきました。
しかも、今回のテーマは「アウトドア」。となれば、収録するなら「新しい生活様式」を踏まえ、「ヒトのいない大自然のなかでやりましょう!」ということで、魅力あふれる自然の宝庫・夏油高原の奥へ……。
今回は夏油高原スキー場の手前にあるキャンプ場「キャンプグランド べアーベル」のキャンプサイトで、焚火を囲みながら収録することに!
収録が行われたのは、6月3日(水)午後4時から。この日は平日ということもあり、キャンプ場にキャンパーの姿もなく……。
というわけで、誰の目も耳も気にすることなく、その“想い”を思いっきり語っていただこうと、今回ご出演いただいたのはご覧のみなさまです!
岩手ではここだけ! 水回りに温泉を活用しているので、雪中キャンプも可能! 通年営業している手づくりのキャンプ場「ベアーベル」オーナー。
キャンプ専門誌「オートキャンパー」「BE-PAL」などにも取り上げられ、昨年は「TVチャンピオン 極~KIWAMI~」(テレビ東京)でテントを張る技術・センス・キャンプでつくる料理などが評価され、初代キャンプ王に!
2018年春「Water & Snow SPICE」を起業。
冬は夏油高原スキー場でスキーインストラクター、雪が融けると日本SUP(サップ=スタンドアップパドルボードの略)協会公認インストラクターとして、夏油高原の入畑ダムを拠点に近隣の湖やダム、川など水上から大自然を堪能するSUPツアーを企画。
今シーズンは、初心者でも手軽に楽しめると話題の「ダッキー」(1~2人乗りの空気入りカヤック)も導入! 水上で楽しむアクテビティを通して、夏油の大自然の魅力をひろめようと奮闘中!
★スポーツツーリズムプロデューサー(北上市地域おこし協力隊)/深津咲奈さん
「スポーツやアウトドアで地域の魅力を発信する」という仕事内容に惹かれ、2018年5月に北上市の地域おこし協力隊・スポーツツーリズムプロデューサーとして着任。
トレッキングやサイクリングなどを通じた体験型観光づくりに取り組む。北上市のロマンあふれる歴史を掘り起こす「北上ヒストリーツアー」、観光パンフレットには載らない地元の魅力的な暮らしに触れるポタリングツアーなどを企画し、好評を得る。元ラクロスU-20代表。
以上のお三方です。みなさま、お忙しいなか番組にご協力いただき、ありがとうございます<(_ _)>
焚火の揺れる炎に包まれながら、熱いトークが聴けるかと思ったら……。
「アウトドア」の魅力を語るなら、大自然のなかでしょ!
さらに、そこに焚火の揺れる炎があれば、胸に秘めた熱い“想い”も思わず吐露されるのでは!?
という下心満載で企画した今回のキャンプ場での収録ですが……。
収録が行われた6月3日(水)は全国的に気温が高く、気象庁の観測データによると北上市も午後4時の時点で27℃を超える夏日。
夏油高原の奥にある「べアーベル」は市内に比べれば涼しいとはいえ、ご覧の通り開けた場所にキャンプサイトがあるため、まぶしいほどの西日と涼しい風が心地よく、「これでビールがあったら最高ですね!」という言葉にみんながうなずくほどの行楽日和。
これで焚火はさすがに暑いので、焚火はもう少し暗くなってきてから、ということで、すぐそばを流れる川のせせらぎや、木々を渡る初夏の風音、小鳥のさえずりをBGMに収録がスタート!
番組では、4~5月にかけて全国に発令された緊急事態宣言を受けて、お三方がどのような活動をされてきたのか。コロナ対策も踏まえて、その取り組みをご紹介いただきつつ、withコロナ時代のアウトドアについても語っていただきました。
が、印象的だったのがお三方それぞれが、それぞれの言葉で語る地元の自然に対する愛情の深さ。
その魅力を少しでも多くの方に、安心して堪能していただくために……。
基本的には1人1台で楽しむSUPは「3密」とはなりませんが、その前後の移動や事前レクチャーでいかに接触機会を減らすか……。
そのための工夫を重ね、細心の注意を払いながら、お客さまの声も積極的に集めその不安を取り除きながら、スタッフだけでなくお客さまと一緒に安心のツアーをつくっていきたいと語る佐藤さんは、現在SNSを積極的に活用。
動画による魅力発信や、インスタライブ配信などにより、自宅でも楽しめ、ツアーの疑似体験もでき、その体験を通じて、いつか夏油高原に来てもらえるようにと奮闘中!
ちなみに、動画はこちら! ⇒ Facebook
また、今回のコロナの影響は、多くのヒトが「生き方を見直す」機会にもなったのではないかと語る深津さんは、これまでのインバウンド向けの田舎暮らし体験ツアーの開催に加え、今後は日本人向けの体験ツアーも視野に。
オンラインを活用したテレワークが当たり前となりつつある今。市内からクルマで10数分でのんびり田舎暮らしが楽しめ、大自然の魅力も堪能できる北上の豊かなライフスタイルを、首都圏で暮らすヒトたちにもひろく知ってもらえるサイクリングツアー企画を着々と準備中とのこと。
さらに夏油高原の大自然に「惚れこみ」、この土地を購入。ご自身の手で、文字通り“手づくり”でオープンした「べアーベル」が今年めでたく10周年を迎えた日角さん。
例年、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇には首都圏から多くのお客さまが訪れ、しかもそのほとんどがリピーターの方だそう。
しかし、今回のコロナの影響で今年のゴールデンウィークは首都圏をはじめ、県外のお客さまはすべてキャンセルとなりましたが、みなさん残念がられたそうで、「また会える日を楽しみに」という言葉が励みに。
そうしたお客さまとの絆をさらに深めるため、10周年を記念した新たな企画も準備中とのこと。
詳細はオンエアに任せるとして、三者三様それぞれの視点で語られる “想い”は同じ。
いつの時代も、どんなときも大自然のなかで過ごす時間は大切で、自分たちが愛する北上市の、ひいては夏油高原の美しい大自然のなかで、県内の方はもちろん県外のお客さまともまた出会える日を楽しみに、お三方は今日もコツコツと未来への種まきを……。
川のせせらび、木々を渡る初夏の風音、小鳥のさえずり、焚火のはぜる音……。
オンエアでキャンプ場に行った気分を堪能!?
というわけで、番組もオンエアに向けて種まきを……。
当日は、焚火がはぜる音も番組のBGMに活用。すぐそばを流れる川のせせらぎや、木々を渡る初夏の風音、小鳥のさえずりに加え、焚火の音も遠くに聞きながら、キャンプ場に行った気分で番組をご堪能ください!
そのチャレンジが成功するかどうかは、番組パーソナリティ・阿部直大さんの腕次第! どうぞ、お楽しみに!
いざ、焚火の準備は「初代キャンプ王」に輝いた日角さんにお願いしました!
日角さんご愛用の火起こし道具がこちら!
火打石のように、金属と金属をこすり合わせた摩擦熱で火花を起こし着火します。
小さな種火が、徐々に大きな火に。
さあ、withコロナ時代のアウトドアのこれからを語りましょう!
気になる番組は……
6月12日(金)午前9時より
「きたかみE&Beエフエム」(88.8MHz)でオンエア!
ローカルカンパニー魅力発信プロジェクト produce 夢を語る大人たち
第23回:コロナに負けないアウトドア ~焚火と語ろう編~
をお聴き逃しなく!
(再放送は6月13日(土)午後7時~)
(了)
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